安土城と佐々木姓の由来其の1 | 株式会社古河電工アドバンストエンジニアリング
2014年05月13日

安土城と佐々木姓の由来其の1

滋賀県には、当社のいわゆる兄弟会社が幾つか点在しております。琵琶湖を囲む近つ海、古代国名では近江ですね。

出張で少し空き時間がありましたので、いつもは素通りするだけの安土に降車してみました。

駅前には安土城を造った織田信長の像がお出迎えをしてくれます。駅前にある観光案内所で珈琲を戴きながら、短時間で歩ける先を伺うと、安土城址までは行けそうもなく、県立安土城考古博物館や、信長の館までも無理そう。

最も駅から至近の安土城郭資料館と、沙沙貴神社なら行けそう。浄厳院は休日に事前申し込みが必要とのことで、断念。

駅を横断する地下道を潜ると、目の前に町立の安土城郭資料館は入場料200円。

受付の方がたった一人の私のために、13分のビデオを上映して下さり、終わると20分の一縮尺の再現模型を内部鑑賞のために、開けて戴きました。かなり精密な構成となっており、5層目には信長さんも座って、琵琶湖方面を眺めている。


各種の資料で気になったのが、周辺の模型。

なんと東海道線の線路を挟んで、非常に近距離に観音寺城跡が。なるほど、沙沙貴神社も近くであるわけで・・・。ここ安土周辺は佐々木氏の本領でもあるわけです。宇多天皇の皇児である敦實親王を発祥とし、この地に土着した所謂、宇多源氏(近江源氏、佐々木源氏とも称される)の本拠地であり、佐々木氏嫡流の六角氏が、信長との戦いで最後に籠ったのが、主城であるここ観音寺城で、信長はその琵琶湖にちょっと向かったところに、天下布部の最後の安土城を造営したんですね。

☆次回へ続く...

 


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